挑戦する脳 茂木 健一郎
最近話題になっている、というか私自身がTwitterで
followしているからなのか、茂木健一郎氏の最新
著書、挑戦する脳を読んでみました。
脳は、オープン・エンドである。この言葉に強く惹
かれました。
オープン・エンド、つまり終わりがない、脳は逆境
や苦難に陥った時、大きな力を発揮し解決しようと
様々な挑戦をしており、この本では映画レインマン
のモデルとなったキム・ピーク氏や盲目の天才ピア
ニスト、デレク・パラヴィチーニ氏などを取り上げ、
彼らの脳の挑戦についてわかりやすく述べられてい
ます。
そして現代の日本における問題の提起、挑戦しない
脳になっている日本人について鋭く指摘しています。
また、あの震災を受け茂木氏自身が決意した事や
最近話題になっているfacebookのマーク・ザッカー
バーグ氏やWikileaksのジュリアン・アサンジについ
ても述べています。
挑戦する脳、なぜ挑戦し続けるのか、それは、新し
い風景を見たいから、この言葉にとても納得しまし
た。
帯にあるとおり、試練を糧にして、潜在能力は開花
する。
とても面白く、読んでよかった一冊です。
[0回]