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経済・企業小説よむ読む(改)

経済小説、企業小説、警察小説、ミステリーと 最近は様々なジャンルを読んでいます。 文房具のことや独り言なんかも書いてます。

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エウレカの確率 経済学捜査員 伏見真守

エウレカの確率 経済学捜査員 伏見真守 石川 智健

行動経済学の観点から事件の解決を
導き出すという新しい切り口の小説です。
科学者でもなく経済学です。
ストーリーとしては、前半で犯人を特定し、
行動経済学で数式に当てはめたりしながら
追い詰めていく、なかなか面白い展開です。
プロファイリングでもなく、地道な捜査でもなく、
全くあたらしいストーリー、好き嫌いが分かれる
かも。
経済小説好きで、警察小説の好きな私には
とても新鮮で面白かったです。
伏見真守シリーズ、続編を期待してます。

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シルバー・オクトパシー

シルバー・オクトパシー 五條 瑛

最近北朝鮮に渡る作品が多いような。。。
吉原のソープ街にあるシルバー・オクトパシー。
亡八といわれる何でも屋が主人公です。
表に出せない揉め事を金でまとめてしまう仕事請負
集団、彼らのもとに脱北者セリを安全な第三国へ
出国させる依頼を受けたことから様々な事件に
巻き込まれていきます。
彼らの前にセリを狙う組織が邪魔を始めます。
狙われているセリは何者なのか、彼女を狙う組織の
目的は、シルバー・オクトパシーは真相を解明し
彼女を脱出させることはできるのか。
軽快なテンポで進む物語は、とても読みやすく
面白かったです。

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カレイドスコープの箱庭

カレイドスコープの箱庭 海堂 尊

完結したと思ったら、真の最終章として
またまた登場、バチスタ・シリーズです。
何とか続いている東城大学医学部付属
病院、田口センセが主役です。
誤診疑惑から国際会議の開催、アメリカ
への出張もあり盛りだくさんの物語、巻末
というか後半50頁弱はこれまでの相関図
や用語集、人物集となっており懐かしい
名前がどんどん出てきます。
これだけ読んでも分からないでしょうねぇ。
でも、これまで読んできたファンからすると
物足りなさも残るあっけない感じもして
何とも複雑な心境です。
この後、新シリーズで復活することを願って
ます。

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廉恥

廉恥 警視庁強行犯係・樋口顕 今野敏

警視庁強行犯係・樋口顕シリーズです。
彼の性格がまた事件解決へとつながります。
今回はキャバクラ嬢の南田麻里という女性が
殺されたところからスタートです。
ハンチョウシリーズとも違う、彼の独特の発想、
性格がこのシリーズの醍醐味でもあります。
当初ストーカー殺人かと思われた事件は、
思いもよらぬ方向へ向かいます。
誰ともぶつかりたくない、そんな刑事だから、
解決できる事件がある。帯にあるとおり、
こういう性格だからこそ上からの信頼、同僚
からの信頼、そして部下からの信頼が得られる
のです。
今回も樋口顕らしい物語に仕上がっていて
とても面白く、一気に読んでしまいました。

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マモンの審判

マモンの審判 宮城 啓

文章で表現できなかったのか表が出てしまった
のは少し残念ですが、これぞザ・金融です。
小説はすべて文章だといいのですが・・・
それでも、何といってもオチがよかったです。
主人公は、公認会計士の岸一真、警察庁へ出向し
金融犯罪を暴いていきます。
舞台は、ヨーロッパ、シンガポール、そして日本。
巨額のマネロンが解明されていく過程がとても
面白くわくわくしながら読み終えました。
久しぶりの経済小説、とてもよかったです。
あ、、、でもベストセラーとかドラマ化は難しい
かも結構マニアうけな面白さの作品です。

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男性
自己紹介:
ただの本好きです。文房具も大好きです。
文房具カフェオフィシャル会員です。
Twitterもやってます。

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