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経済・企業小説よむ読む(改)

経済小説、企業小説、警察小説、ミステリーと 最近は様々なジャンルを読んでいます。 文房具のことや独り言なんかも書いてます。

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日本よ、いったい何を怖れているのか

日本よ、いったい何を怖れているのか 牛島信

弁護士でもあり、個性的な経済小説などの作家
でもある牛島信氏が今起こってい出来事に対し
思いを綴り、この本を出版するにあたり、
その後に気づいた事、出来事などを追記として
加筆しています。
経済、政治、社会、法、人生についてたくさんの
テーマについて述べています。
時には共感し、時には???となりながらも小説
同様、強く突き進む牛島氏の性格がよく見える
一冊になっています。
牛島流の日本再起論が書かれています。


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警視庁情報官 ブラックドナー

警視庁情報官 ブラックドナー 濱 嘉之

今回も面白くなっています。
警視庁情報官シリーズです。
主人公の黒田純一がそろそろ異動の時期に
差し掛かり今のポストでは最後の事件となります。
臓器売買は今や多国間でビジネスとして成り立ち
つつある現代において、その最も供給力のある国は
そして一番購入しているのは、舞台は海外に移り
情報室の機能が警視庁全体の中枢となり各部署が
総出で摘発に乗り出す爽快な感じさへしてしまう
作品です。
黒田の姿と、部下の成長、今作ではいろいろな
視点で物語を楽しむ事ができます。
またひとつ、知らなくてもいい真実を知ってしま
うような国の裏側を見た気分になれます。
次作、黒田がどうなって帰ってくるのか楽しみ
です。


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編集ガール!

編集ガール! 五十嵐 貴久

出版社に勤める経理部の主人公高沢久美子が突然、
新たな雑誌の編集長に異動、部下は来月には両親
に挨拶する予定の彼氏、ド素人が編集者である彼
を部下に雑誌を作る、仕事と恋、どちらもバタバ
タ、素人集団に素人編集長が挑むお仕事の物語
です。
ストーリーそのものは、ざっくりとしていて、お
そらく実際の編集をしている人が読んだら違和感
ありありだと思いますが、そこをギリギリカバー
して面白い展開を描いている作品です。
それでも安心して読める楽しい作品です。


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凸凹サバンナ

凸凹サバンナ 玖村 まゆみ

本当に異質なリーガル・ミステリーです。
主人公の田中貞夫は昔、殺人罪で服役した男、
そんな彼がなぜか法律事務所を開業します。
依頼は刑務所で知り合い、開業まで手伝って
くれた原口という男からくる、一筋縄ではいかない
やっかいな案件ばかり。
テンポよく読み進むと意外な落とし穴が
待っています。
法律もののはずなのに法律はあまり出て来ません。
そもそも法律では解決できない案件、
田中自身にも解決できない問題を抱えているの
でした。
貧乏さが漂っても明るい感じで読める不思議な
作品です。
正直で真面目な人間ほど損をしがちな今の世の
中でそうやって生きてきても実は楽しい、報わ
れる事もある今までにない感じの面白さがよか
ったです。


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若桜鉄道うぐいす駅

若桜鉄道うぐいす駅 門井慶喜

鳥取県若桜、若桜鉄道うぐいす駅、病院建設で
フランク・ロイド・ライトが設計したと言われる
重厚な駅舎を取り壊すという話が出て村を二分
する大問題となります。
主人公の芹山涼太は、当初この駅舎を調査するだ
けの関係でしたが、気がつけば村長選挙に出るこ
とに。
しかも自分の意志で、そこには恋の恨みも。
田舎の第三セクター鉄道で起こった大問題は、
選挙で一気に決着します。
最初は地域おこしのような経済モノかと思えば、
何やら様子が異なり、なんともドラマ的な感じに
なっていますが、個人的にはモヤモヤする作品
でした。
途中意外な展開にもなりますが最終的には、
予想通りに。でも、やはりモヤモヤな作品でした。


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プロフィール

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gobgob
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性別:
男性
自己紹介:
ただの本好きです。文房具も大好きです。
文房具カフェオフィシャル会員です。
Twitterもやってます。

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