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経済・企業小説よむ読む(改)

経済小説、企業小説、警察小説、ミステリーと 最近は様々なジャンルを読んでいます。 文房具のことや独り言なんかも書いてます。

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総理に告ぐ

総理に告ぐ 永瀬 隼介

今の内閣の次を想定して描かれた物語です。
現内閣総理大臣の倉石喜一郎を発掘し育てあげた
元衆議院議員、元自由民衆党の幹事長だった、
佐竹一馬の回顧録を請け負ったフリー-ライターの
小林春樹は、本人から政界の本当の姿、そして現内
閣総理大臣の秘密を知ってしまい命を狙われること
になっていきます。
倉石は、その支持率を背景に戦争のできる国家へと
突き進み、自分を育ててくれた佐竹の忠告さへ聞か
ず、秘密を握る佐竹を公安に命じて徹底マークし、
場合によっては、秘密を守る目的で手段を問わない
とも言える指示を出します。

一方、新橋署の地下に招集された、久保、黒澤、堤
いろいろな意味で正義感の強い、3人の刑事、それ
をまとめるのは、黒澤の元妻で同じく警察官、しかし
キャリアで現在の階級は、警視正の宮本紀子です。
この4人が特別治安室のメンバーです。
彼らの使命は、日本を守ることでした。

佐竹が語った真相を録音したICレコーダーを持った
小林と黒澤は知り合いでもありました。
この偶然が、必然となり、物語は警察対警察、日本
の将来がかかった大事件へと発展していきます。

スケールの大きな作品で、かつそのリアルさが、
不気味に感じます。とても面白い作品でした。


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文房具カフェオフィシャル会員です。
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