クランⅠ - 警視庁捜査一課・晴山旭の密命 沢村 鐵
クランII - 警視庁渋谷南署・岩沢誠次郎の激昂 沢村 鐵
クランIII - 警視庁公安部・区界浩の深謀 沢村 鐵
日本は警察が支配する、どんなに強い権限を持った者
も逆らえばその報いを受ける、きっかけは何にしても
取り締まるのは執行官たる警察官、警察は様々な手段
でお金を集め上部組織へ上納する、その頂点の者はい
つの間にか「神」と称される存在となり、「神」は渋
谷駅の地下に存在するといわれるようになります。
その力、権限は様々な奇跡を起こすとされ、国内の闇
組織や反社会勢力のみならず、海外の組織もその
「神」に会うため日本を訪れるようになっていきます。
「神」に嫌われれば命を落とすとされ、実際に何人も
の現職の警察官、OBの警察官が現在は製造されてい
ないどんな防弾服をも貫通してしまう弾頭にテフロン
・コーティングを施した弾「コップキラー」が使用さ
れます。
そんな警察組織を憂い志を一としたメンバーが終結、
警察内密盟チーム「クラン」が誕生し、「神」に挑む
物語です。
警察官の自殺、元警察官の遺体、交番勤務の巡査が銃
撃される事件、そして渋谷駅でのガスを使ったテロ事
件、「神」の意向によって、東京は壊滅へ向かうのか。
話が進むにつれどんどんスケールが大きくなっていき
ます。クランⅢでも結末は全く見えません。
この作品、終わりまで出版されてから読めばよかった
と思うのでした。
続きが気になって仕方がありません。この気持ちが、
記憶が無くなる前に続編が出てほしいと祈るばかり
です。
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