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経済・企業小説よむ読む(改)

経済小説、企業小説、警察小説、ミステリーと 最近は様々なジャンルを読んでいます。 文房具のことや独り言なんかも書いてます。

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社運

社運 長野 慶太

主人公のマツイ・エクセレンスの斎藤潤がアメリカ
進出のために極限の精神状態に追い込まれる様子を
描く企業小説です。
もはや想像もできないエグゼクティブな世界とどろ
どろな交渉劇の裏側が描かれています。
ネゴシエーションの難しさ、壮絶な交渉模様が詳細
に描かれ、それは胸の内もです。
社長の中野の腹心の部下であり全てを捧げようと誓っ
た斎藤、交渉相手も、副社長のキースに忠誠を誓っ
たロバート、しんどい物語です。
内容もとても難しいので、ゆっくり読まないと内容
が頭に入って理解するまで時間を要しました。
それだけに読み応えのある作品です。
ラストが衝撃でした。
とても面白かったです。

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ワカコ酒 7巻

ワカコ酒 7 新久千映

今作も酒の肴が盛り沢山です。
おひとりさまで美味しく頂く、漫画なのにじゅるる
ってなってしまいます。
毎回、お腹が減って、しかも日本酒が欲しくなる
一冊です。



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偶然屋

偶然屋 七尾 与史

偶然を仕組む、偶然屋の物語です。
最初はコメディな感じなのかなと思っていましたが、
恐ろしく深い物語でした。
主人公は、大事な時こそ運で生きてきた水氷里美、
しかしその運も就職には効かなかったようで弁護士
試験を失敗しプーになっていました。
電柱の下の方に貼ってあった募集の張り紙、オフィ
ス油炭にアクシデントディレクター見習いとして入
社し物語は大きく動きだします。
最初から最後まで一つの出来事に繋がる、とても恐
ろしい物語、エンディングは次作を予感させる書き
ぶりです。
オフィス油炭の社長、油炭とバイトの中学生クロエ、
そして水氷里美、この三人が仕掛けていくアクシデ
ントは、その後の展開に大きく繋がっています。
これも何かのきっかけ、暗示なのかと何もかも疑っ
てしまいます。
こんなことが可能なのか、常識を覆すような完全犯
罪、推理力と想像力、かなり気合い入れて読みました。
新しい世界、こんなことって?の連続で一気に読め
てしまう一冊です。
とても面白く、次作が楽しみです。



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生還せよ

生還せよ 福田 和代

緊張感のある物語です。
空港自衛隊から内閣府へ出向している主人公の安濃は
同機の泊里と特命でシンガポールへ向かいます。
極秘の任務、政務官から直接指示を受け諜報を活動を
行う2人は、ある技術の記されたUSBの情報に関して
特命の活動を行う予定でしたが、相棒の泊里が拉致さ
れてしまいます。
安濃の強引で考えながら無駄のない方法で難問を解決
して真相に地がずく姿がとても印象的です。
使えるモノは何でも最大減利用し、それはモノもヒト
も同じ、安濃の能力の高さが面白さを加速させます。
シンガポールからパキスタンとアジアの国々と、航空
自衛隊、警察庁、経済産業省と霞が関も巻き込んで、
スケールの大きさに驚きながらも面白く読めました。




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ラストナイト

ラストナイト 薬丸 岳

スゴい作品でした。
主人公、片桐達夫の壮絶な人生を描いています。
人生のほとんどを刑務所で過ごす、それは
友人の菊池正弘夫妻が営む居酒屋で起こった事件から
始まるのです。
様々な登場人物が片桐達夫と関わった時間を描いてい
ます。
真相に驚き、ある人物にとても憎しみを感じました。
そして深い愛を感じることができます。


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プロフィール

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性別:
男性
自己紹介:
ただの本好きです。文房具も大好きです。
文房具カフェオフィシャル会員です。
Twitterもやってます。

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