生還せよ 福田 和代
緊張感のある物語です。
空港自衛隊から内閣府へ出向している主人公の安濃は
同機の泊里と特命でシンガポールへ向かいます。
極秘の任務、政務官から直接指示を受け諜報を活動を
行う2人は、ある技術の記されたUSBの情報に関して
特命の活動を行う予定でしたが、相棒の泊里が拉致さ
れてしまいます。
安濃の強引で考えながら無駄のない方法で難問を解決
して真相に地がずく姿がとても印象的です。
使えるモノは何でも最大減利用し、それはモノもヒト
も同じ、安濃の能力の高さが面白さを加速させます。
シンガポールからパキスタンとアジアの国々と、航空
自衛隊、警察庁、経済産業省と霞が関も巻き込んで、
スケールの大きさに驚きながらも面白く読めました。
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