警視庁文書捜査官 麻見 和史
警視庁捜査第一課科学捜査係文書解読班。
いわば資料保管室、書類に埋もれた部屋に配置
された主人公の鳴海理沙警部補と矢代朋彦巡査
部長二人だけの班、毎日書類整理の八代、ある
意味活字中毒な文章心理学という文字から紐解
くのが仕事という鳴海。
彼女らに現場への派遣要請があり物語はスター
トです。
ずっと部屋で文字を読み解くのが仕事かと思っ
たら現場で残された文字を見て事件解決への糸
口を探すのも仕事でした。
意外に深い文字の世界、この作品、シリーズ化
するかもしれませんね。
展開も早く、これまでの警察小説と一線を画す
面白さがあります。
是非続いて欲しい作品です。
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