点をつなぐ 加藤 千恵
評価はいろいろあるようですが、個人的には好き
な作品です。
この作品に「色」があるとしたら、何となく、
はっきりした明るい色とは言えないのですが、な
ぜか暖かさを感じる瞬間がある暖色系なイメージ
です。
主人公はコンビニでカップスイーツの商品開発を
担当する滝口みのり、28歳です。
みのりが28歳だからこそ思うこと、周辺の変化、
実家に戻った時に感じる違和感、これまでの人生
の選択を点に例えています。
忙しさの中で避けてきたことや、あえて考えない
ようにしていたこと様々な現実にある問題を乗り
越えていくのに柔らかい光のような感じを受ける
ことができる作品でした。
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