警視庁監察官Q 鈴峯紅也
J、Kに続き、Qシリーズスタートです。
公安のJ、組対のK、そして人事一課の監察はQで
す。
シリーズ全部網羅というか読んでないと理解できな
いのではないかと思います。
こちらの主人公は警視庁の監察官という組織にいる
小田垣観月、高校まで和歌山市有本で育ち、若宮八
幡での出来事で感情が欠落、しかし情報を瞬時に記
憶する能力ともう一つの武器を身につけた、こちら
もJとKシリーズ同様、特殊能力を持っています。
時効の事実上の廃止に伴い警察署はどこも押収品や
証拠品で保管庫がパンク状態、解消のために民間の
巨大な倉庫を借りることになります。管内の警察署
や検察など様々な関係機関が大量の押収品や証拠品
が持ち込まれるため周辺道路は大渋滞、その倉庫は
外装からブルー・ボックスと呼ばれます。
それだけの様々なモノが集まると当然悪い事をする
警察官が出てきます。
それを取り締まるのが警察の警察、監察のお仕事です。
シリーズ全部を読んでいれば楽しめる作品です。
Qシリーズも始まると、全体の相関図というか年表が
必要になってきそうです。
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