時をかける社畜 灰音憲二
怖いし、感動するしで忙しい物語です。
主人公は人材派遣会社の営業で働く本田恵太、ど
れだけ働いても休みが来ない、会社のタイムレコ
ーダーがまさにタイムマシーンと化して永遠に平
日、つまり月曜から金曜しか訪れないループに陥
る、とても恐ろしい世界に踏み入れてしまいます。
脱出するにはどうしたらいいのか、次第に過去へ
と遡れるように。そこには自分のせいで死んだ同
僚、親友の真士がいました。
彼を死なせないために、未来を変えようと突き進
む恵太、新しい未来、そこはまた恵太を苦しめる
現実が待っていました。
果たして皆が幸せになれる未来は訪れるのか。
ブラック企業で働く、「社畜」がそこから脱する
方法はあるのか。なかなか面白い作品でした。
しかし平日がループするなんて考えただけでも
ゾッとします。
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